先ほどは毎月分配金を出す投資信託の現状を分析しましたが、次は手数料などの部分からグローバル・ソブリン・オープンを分析してみたいと思います。
現在グローバル・ソブリン・オープンはほとんどの販売会社で購入手数料が1.5%掛かります。
また、手数料の重みを知るでも掻いている信託報酬(運用手数料)が毎年1.25%と他の株式投資信託と比較しても遜色が無いほど高めに設定されています。
年に1.25%の信託報酬が掛かっているということは、毎月分配型の落とし穴で説明した年5%の分配金を払っていくためには、最低でも運用利回りが7%近く必要になってきます。
グローバル・ソブリン・オープンは格付けの高いソブリン債への投資を行い運用実績を上げていくわけです。
流動性などを考えれば、米国債を中心とした投資になるかと思いますので、そうなった場合、グローバル・ソブリン・オープンの利回りはせいぜい4%程度が妥当では無いでしょうか。
では、運用利回りより分配率が高ければ当然基準価額が下がっていくことになりますが、超がつくほどの人気を集めているグローバル・ソブリン・オープンは、新規の資金流入が絶え間なく続いているため、基準価額に影響しにくくなっています。
また、基準価額に関しても、当初設定されている基準値の1万円を何年間も下回った状態ですので、基準価額だけで判断した場合このファンドの運用は上手くないということも判断できます。
では、次はこのグローバル・ソブリン・オープンは長期投資に向く商品なのかを分析していきたいと思います。
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