投資信託を購入するとき、現在の基準価額や間近の騰落率を見て、上がっているからこのファンドは良いファンドだ!と判断するのは少し危険が伴います。
基準価額や騰落率も確かに大事な判断基準だと思いますが、ファンド自体の純資産額があまりにも少ない場合は、よく考えてから投資する必要があります。
なぜ純資産額が少ないファンドに気をつけるのかというと、あまりにも少ない純資産額では、ファンドそのものが繰り上げ償還されてしまう危険性を持っているからです。
投資信託の場合は、解約が多くなると保有銘柄を売却して現金を用意しなければなりません。純資産額が少ないファンドであれば、解約が多くなればなるほど、有望な銘柄まで売却して現金を確保しなければならないため、さらに基準価額の低下を招いてしまい、最後には繰り上げ償還となりかねません。
繰り上げ償還をされたときの基準価額が購入価格よりも上回っていれば多少マシですが、もし下回っていれば、その時点で損失が確定してしまいます。
投資信託を選ぶ際は、過去から現在までの純資産額の推移にも注意を払いながら選択していくこと、また少なすぎる純資産額の投資信託へは投資をしないことを注意していかなければいけません。
同じ50億円の純資産額でも30億円から増加しての純資産なのか、100億円から減少しての純資産なのかでは大きく意味が違ってきます。
そういったところでも、しっかりと純資産の推移を把握して購入することで、繰り上げ償還のリスクを減らす事ができます。
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