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毎月分配ファンドを斬る

最近よく目につく毎月分配型のファンド。はたして、この毎月分配型のファンドは本当に良いのかを考えてみたいと思います。

毎月分配型のファンドの特徴として、組み入れ銘柄は基本的に外貨建ての債券が組み入れられているのが基本で、債券投資から得られた配当金を分配として払い出す仕組みになっています。

また、為替ヘッジは基本的に行っていないので、為替変動のリスクを常に伴っている事を知らない人が意外に多いですが、為替の変動によって元本割れを起こすリスクを持っています。

では、このような毎月分配型ファンドを購入しようと考えている人はどのような人なんでしょうか。

きっと、この毎月分配型ファンドを購入している人の多くは、公的年金の不足分の補填として考えていると思いますが、公的年金の補助として毎月4万円程度の分配金を貰おうと思うと、いったいいくらくらいの投資額になるのでしょうか。

グローバルゾブリンなどは1万口当たり40円の分配金ですので、4万円の分配金を手に入れる為には、1000万口の購入が必要です。

1万口当たり8000円程度と考えても、約800万円の投資金が必要になります。もしあなたの金融資産が2000万円で、そのうち約800万円をこの毎月分配型ファンドに投資していると、資産の実に40%を為替リスクにさらしている事になります。
正直なところ、全資産の4割を為替リスクにさらしておくというのは、上手な資産運用ではないですよね。

決して手放さない前提でこのファンドを購入するのであれば問題はありませんが、私のように将来的な資産増加を考えている投資家にとっては、購入対象にならないと思います。


この手の外債ファンドは、窓口であたかも毎月利息がもらえるような説明をされるのがほとんどですが、目先の分配金に目がくらんで、勧められるがままに購入してしまうのも非常に危険です。

毎月分配型ファンドを購入する際には、自分の総資産の何%までならリスクを取って投資出来るのかをしっかりと考えておかなければいけません。

「毎月分配金が貰えますよ!」と勧められたら、即購入するのではなく一呼吸おいて冷静に考えてみる癖をつけましょう。

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